ハール王国の行政・司法・立法、教育、防衛

 [SF設定] ハールの行政・司法・立法、教育、防衛

行政・司法・立法

 行政権は「国民議会」に属する。「国民議会」は各州から選挙によって選出された851名の議員によって構成される。議席数は人口に応じて各州に割り当てられ、1選挙区から1議員が選出される。18歳以上のすべての国民に選挙権があるが、1人当たりの票数は納税額によって異なる等級制が採用されている。ただし、FOVにおいてヴァナヴェンドに協力した、あるいは国防に参加しなかった一部の州には選挙権の停止、常任総督の駐在など制裁措置が課されている。当初、惑星アムーケルの7つの州に制裁が課されたが、ISC6741年に2つの州で制裁が解除された。ISC6772年現在、常任総督が駐在する州は、ルケリーナ州、モルフィキア州、エフィンサプラ州、メルフィン州、コンフィリリア州となっている。しかし、かつて貴族階級にあった者が常任総督に就いており、その既得権に対して批判もある。議長は議員による間接選挙によって選出され、各州の総督は議長によって任命される。中央行政庁の長官の任命権・リアエルウェー州の行政権は女王に属する。女王が必要と判断すれば、ウェントリリア州の総督に王女を任命することができる。6772年現在、ウェントリリア州はアメリラーヒア王女によって統治されている。「国民議会」の法案を可決するには女王の承認を必要とする。また女王には国民議会の解散権がある。地方行政は基本的に各州に派遣された総督によって統治されるが、サンブルニア共和国とカウリアラ王国には例外的に自治権と制限的な軍備が認められている。
 

教育システム

 全国統一試験(AEM)を受験し、将来の目標に応じた単位を取得していくことによって学習を進める。一般的な小学校や中学校のような教育機関は存在しないが、試験勉強をサポートする王立・州立・市立・私立学校がある。5~7歳ぐらいの期間は、パルケイドと呼ばれるワンルーム教室に通う子供が多い。義務課程の単位を全て取得すると、エンペテナ・レクタ(レクタE)を得る。レクタとは学業の専門性を表す階級で、次のようなものがある。

 アビュリケーチ・レクタ(A):学士
 プリファニル・レクタ(P):修士
 ディルタメイ・レクタ(D):博士
 ファードディルタメイ・レクタ(FD):大博士

 プリファニル以上のレクタを取得するには、所定単位の取得に加え、論文を提出しなければならない。各分野の研究機関は学院と呼ばれ、プリファニル以上の資格を有し、選抜試験に合格すると入学できる。最近では民間研究所から業務実績によって入学する人も多い。院生は学院敷地内の公舎で生活し、給料を貰い、単位取得や研究に専念する。学院はその他にも、アビュリケーチやプリファニル取得に必要な専門科目の一部や実験・実習科目を開講している。王国最高学府が王立学院であり、他の学院や研究所で実績を積んだ人々が招聘され、第一線の研究を行なう。近年では科学技術分野などで大企業経営の学院が王立を凌ぐ勢いで研究成果をあげている。
 

防衛

 女王が最高司令官で、大将軍(カディナ)を任命する。大将軍は各軍の長である将軍(バライザ)を任命する。将軍以下の階級は、副将(ロベイタル)、大弓(ファードカーチ)、小弓(ルティルカーチ)、赤い盾(ヴェカレイサー)、緑の盾(ケイラルレイサー)、青い盾(テナレイサー)、赤い剣(ヴェカラナーハ)、緑の剣(ケイラルラナーハ)、青い剣(テナラナーハ)、古兵(ロウルデューガー)、新兵(ノクティデューガー)。正規兵は陸軍163万、海軍70万、空軍108万、宇宙軍43万の計384万人。

 女王直轄の親衛隊は別系統であり総兵力25万、親衛隊長(インハルト・ベアルーガ)以下の階級は、大衛士(ファードカシュラ)、中衛士(エリュテルカシュラ)、小衛士(ルティルカシュラ)、親兵(アルディラデューガー)、守兵(カルトルデューガー)、手兵(ベライナデューガー)。

 ラバナカンブラ家の6万兵を筆頭に、一門が私兵を所有することが許されている。当主達は軍院に所属し、最大兵力を持つ家の当主に将軍、その他の当主たちには大弓の地位が与えられる。軍院に所属する軍団を公軍と呼ぶ。「アルメディーニア戦役」では400万を超えたこれらの私兵も、現在では102万まで削減され、正規軍の役割の重要性が増している。防衛契約を結ぶ異民族の傭兵団は4つで、総兵力は113万に達する。自治権を持つカウリアラ王国(総兵力11万)とサンブルニア共和国(総兵力4万)は、名目上は同盟軍として国防を担う。ISC6772年現在、防衛の要職にある人物は以下の通り。

 大将軍:ラトフェイ・フィン・ユニプローティア・ガトリー
 陸軍将:イーリファルケア・フィン・エリパウニア・アティナルヴェル
 海軍将:デリアメデイル・アルシュフィ
 空軍将:ラミュラ・フィン・オーサリサ・アイラベエル
 宇宙軍将:デリアメデイル・エミゼヴェラ
 親衛隊長:リーアリザ・フィン・ファーシュテイア・アトシー
 公軍将:ラバナカンブラ・ネサエス・フィン・ニートゥイア

 緑字は国家機密のため、公表されていない。

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